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ReWireインストゥルメントを挿入する

ReWireアプリケーションをインストールし、コンピューターを再起動すると、SONARのシンセラックの挿入ボタンのポップアップ・メニューにReWireアプリケーションの名前が表示されるようになります。

メモ：ReWireでは32ビットプログラムと64ビットプログラムの両方がサポートされますが、この2つの環境を混在させることはできません。32ビットプログラムと64ビットプログラムがReWireを経由して通信することはできません。SONARの32ビットバージョンと64ビットバージョンのどちらを使用しているかに応じて、適切なバージョンのReWireデバイスを読み込むようにしてください。

ReWireインストゥルメントを挿入する

1.	SONARプロジェクトを開きます。ReWireアプリケーションは起動しないでください。

2.	シンセラックビューの挿入ボタンをクリックし、ReWireデバイスをクリックして、インストールされたReWireデバイスのサブメニューを表示します。

挿入｜ReWireデバイス・コマンドを使用してインストールされたReWireデバイスのサブメニューを表示します。

3.	挿入するReWireデバイスの名前をクリックします。

プラグインシンセの挿入オプション・ダイアログが表示されます。

4.	以下を参照して、プラグインシンセの挿入オプション・ダイアログからオプションを選択します。

ReWireインストゥルメントを出力として使用するMIDIトラックを作成する場合、トラックを作成欄のソース用MIDIトラックチェックボックスをオンにします。

ReWireインストゥルメントのすべての出力を1つのトラックにまとめる場合は、トラックを作成の欄で、マスターアウト用オーディオトラックをオンにします。

ReWireインストゥルメントをマルチアウトで使用する場合、トラックを作成欄のマルチアウト用オーディオトラックをオンにします。

既存のMIDIトラック、およびオーディオトラックを使用してReWireインストゥルメントを再生する場合、トラックを作成欄のオプションをすべてオフにします。MIDIトラックのアウトプットのリスト、オーディオトラックのインプットリストにReWireインストゥルメントが追加されます。SONARのオーディオトラックのインプット欄、およびMIDIトラックのアウトプット欄で、それぞれReWireインストゥルメントを選択します。既存のオーディオトラックはシンセトラックになります。

挿入後に自動的にReWireインストゥルメントのパネルを開くときは、必ずウィンドウを表示欄で、シンセのプロパティページにチェックを入れます。このオプションはオンにしてください。ReWireインストゥルメントのパネルが開いてない限り、サウンドは出ません。

挿入メニューからReWireデバイスを挿入するときに、シンセラックを表示する場合には、ウィンドウを表示欄で、シンセラックビューにチェックを入れます。

挿入メニュー、またはシンセラックビューからReWireデバイスを挿入するときに、毎回プラグインシンセの挿入オプション・ダイアログを表示する場合には、毎回このダイアログを表示するをオンにします。常に同じ方法を使用してReWireインストゥルメントを挿入する場合には、このオプションをオフにしてダイアログを毎回表示する必要はありません。このオプションがオフになっているときにダイアログを開くには、シンセラックのプラグインシンセの挿入オプション・ボタン をクリックします。

5.	OKをクリックしてダイアログを閉じます。

SONAR は、オーディオトラックのインプット欄、およびMIDIトラックのアウトプット 欄とCh欄にReWireデバイスを追加し、要求した任意のトラックを作成し、シンセラックにReWireインストゥルメントを追加し、ReWireアプリケーションのパネルを開きます。

6.	ReWireオーディオトラックが出力となっているMIDIトラックで、Ch欄のドロップダウンをクリックしてReWireインストゥルメントで使用可能なReWireデバイスの名前を表示させます。

7.	使用するデバイスの名前をクリックします。

8.	ReWireインストゥルメントを鳴らすオーディオトラックのインプット欄に該当するReWireチャンネルが表示されていることを確認します。

これでMIDIデータをMIDIトラックで録音でき、ReWireインストゥルメントをオーディオトラックから聞くことができます。各ReWireデバイスで異なるオーディオトラックを使用するには、次の手順に従います。

メモ：SONARまたはSONARのプロジェクトを閉じる前に、必ずReWireアプリケーションを終了してください。

各ReWireデバイスに対して異なるオーディオトラックを使用する

1.	SONARを開き、ReWireインストゥルメントを挿入し、プラグインシンセの挿入オプション・ダイアログのトラックを作成欄から、マルチアウト用オーディオトラックを選択します。ウィンドウを表示欄で、シンセのプロパティページが選択されていることを確認し、OKをクリックします。

ReWireインストゥルメントが挿入され、複数のオーディオトラックが作成されます。

2.	ReWireアプリケーションで、出力に使用するチャンネルを割り当てます。たとえば、Propellerheads社のReasonでは、ミキサーのバックパネルで、デバイスからそのインストゥルメントで使用する出力チャンネルまでケーブルをドラッグして配線します。

3.	SONARのMIDIトラックのアウトプット欄をReWireアプリケーション名に設定し、Ch 欄にこのトラックで再生するReWireデバイスの名前を設定します。

4.	トラックにMIDIデータを録音し、再生します。デバイスをパッチした出力チャンネルが記載されたインプット欄を持つオーディオトラックを探します。MIDIトラックを再生すると、そのオーディオトラックのレベルメーターが点灯します。

以上で、各ReWireデバイスで個別のエフェクトが使用できるようになりました。

メモ：SONARまたはSONARのプロジェクトを閉じる前に、必ずReWireアプリケーションを終了してください。

関連項目：

ReWireインストゥルメントのミックスダウン

ReWireインストゥルメントのオートメーション

ReWireトラブルシューティングガイド